ピルを飲み忘れた時の対処法の紹介

ピルは毎日欠かさず服用することによって効果を発揮しますが、時にはうっかり飲むのを忘れてしまうこともあるかもしれません。
もし飲み忘れてしまった場合には、飲まなかった数や、最初に飲み始めてから経過している日数によって対処法が異なります。

まず、1錠の飲み忘れの場合、対処する方法は、ピルを飲み忘れてから経過した時間により異なります。
飲むはずだった時間から12時間経っていない場合は、すぐに飲み忘れたピルを服用し、次の日も通常と同じように服用します。
もし、飲むはずだった時間から12時間以上過ぎてしまった場合は、飲み忘れたピルを服用したうえで、効果が出ていない可能性があることを理解しておきます。
避妊目的でピルを使用している場合は、念のために他の避妊方法を併用するのも良いでしょう。

また、たとえ12時間以内の飲み忘れであっても、シート1週目を服用中に飲むのを忘れた場合には注意が必要です。
1週目に飲み忘れると、妊娠する確率がその週は高くなってしまいます。
ピルは7日間連続して服用することで、その周期の排卵をとめ、それによって避妊をする効果があります。
シート1週目に飲むのを忘れた場合は、再び7日間連続して服用するまで、効果は出ない、かえって妊娠する確率が高まっていると理解しておくようにしましょう。

ピルを2錠飲み忘れてしまった場合は、なるべくすぐに飲み忘れたピルを服用し、その後は通常通りに服用します。
飲み始めてから2週目以降であっても、避妊効果は下がる可能性があります。
また、3錠以上飲み忘れた場合は、一旦服用を中止し、次の月経が来るのを待ち、新しいシートで最初から服用を始めるようにします。

ピルは毎日飲むことで効果を発揮する薬です。
飲むのを忘れたことに気が付いたら、1日くらいと軽く考えずに、ピルの効果が出ていない可能性があることを理解し、どうしても不安な時は病院に相談するなど、早めに対処をする必要があります。

飲み忘れから48時間経過後は避妊効果は無くなる

通常のピルは継続して飲むことで女性ホルモンが変化して子宮が受精したと勘違いすることで避妊できるのですが、飲み忘れた場合には先に述べたような方法を行えば対処できます。
ただし性行為というのはいつ発生するか分からないため、この対処法を実践していても日数が足らない時に性行為をする可能性は十分に有り、その際に膣内に射精されてしまうと妊娠してしまうかもしれません。
他にも犯罪に巻き込まれて望まない性行為をしたようなケースも出てくるため、そのような場合には緊急避難用のピルを服用してみて下さい。

この緊急避難用のピルは通常のピルとは違い、継続して飲むことで避妊の効果が出るというものではなく、性行為をしてから飲んでも子宮に精子が着床するのを防いでくれます。
ただし緊急避難用のピルは時間に制限が有り、性行為をしてから48時間を経過してしまうと服用しても避妊の効果は無くなってしまいます。
あくまでも子宮に精子が着床するのを阻害する働きを持っているだけなので、子宮に精子が着床してしまってからでは意味が無いため、妊娠を望まないのであれば出来るだけ早く服用するのが最適な服用方法です。

この緊急避難用のピルを使って三日以降に生理が来れば避妊は成功したことになります。
三日以内に出血したら婦人科系の病気だったり、以前に行った性行為で既に妊娠していたり子宮外妊娠の可能性が有るので婦人科で診察してもらって下さい。
また三週間を過ぎてから生理が来たら避妊に失敗した可能性が高くなるので、この場合も婦人科で検診を行う必要が有ります。

緊急避難用のピルを服用しても完全に避妊が出来るわけではありません。
服用してからどのくらいで生理が来るのかその時間をしっかりと把握しておき、避妊が失敗することも考えて対処するようにして下さい。